GDPのあやふやさ

8月9日の日経新聞コラム「大機小機」の『GDPに30兆円のズレ』はびっくりでした。
「日銀の2人の研究員が1年半かけて調べ」たところ、「政府の公式統計より本当のGDPはなんと30兆円程度多いかもしれない」とのこと。
GDPすなわち国内総生産は、国内で1年間に生産された価値の総額です。
生産物は必ず誰かのものになります。たとえば給料であったり企業の利潤であったり、賃貸料であったりと様々なところへ分配されていきます。
ところが、このコラムによれば、「分配」の項目ごとの計算が行われていないというので私はびっくりしたのです。
経企庁の時代から雇用者所得、営業余剰など数値が掲載されていましたが、一体なんだったのか?
「その他の調整」という項目がありますが、ここで調整していた?
こうした基本的データが間違っていれば、経済政策や税制改正は成り立ちません。
これは今後要注目の情報だと思った次第です。

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