月別アーカイブ: 9月 2019

大停電にどう立ち向かうか

今回ほど広範囲の地域で台風による停電が起こったことはありません。
今なお停電が続いている地域の皆様に心からお見舞い申し上げます。
この大停電に対して、今後どのような対策を取ったらよいのか、今もなお考え続けています。
千葉県には約100万本の電柱があり、電線は高圧線約8万キロメートル、低圧線約10万キロメートルです。
通常なら、不良個所はリレーで場所が特定できます。しかし、それが膨大な数となればリレーも役に立ちません。
すべての箇所を目視で調べ、停電の原因を確認し、どのような工事が必要なのかを割り出し、機材や人員を見積り、復旧作業ということになります。
すると、大停電には人海戦術しかないことになってしまいます。
残る手段は、今回のような台風が来ても被害そのものを減少させるしかありません。
まずは、電柱や電線の強度を高めること。長期的には電線の地中化でしょうか。
一方、倒木や飛来物などをどう減少させるかも大きな課題です。まちづくりや個人の財産にかかわる問題でもあります。
大停電にどう対処するか、専門家の知識や知恵を結集し、台風15号被害から今後の教訓を見い出さねばなりません。

台風15号被害のこと

9月8日の静岡出張をとりやめ、同日20時30分に「公明党千葉県本部災害対策本部」を立ち上げてから、6日目の朝を迎えました。
今なお、県内15万軒の停電が続いています。足の速い台風ということで9日午前中には対策本部を閉局できるものと思っていました。
ところが、連日報じられるような極めて苦しい県民生活が続いています。
私たち議員も連日、県内各地に入り、総力を挙げて被害状況を直接伺ったり自分たちの目で確認していますが、奥地へ入るほど倒木など台風の凄まじさを見せつけられています。この奥に取り残されている人がいるのではないか、必死で命を守ろうとしている人がいるのではないかと不安が高まる一方です。
その思いで、県下の公明議員も救援活動に走り回っています。困っていることがあればご遠慮なくお声をかけて下さい。
すでに雨が降り始めました。本日も公明党千葉県議団は4班で各地に入ってまいります。私は、阿部県議と大多喜町、長南町方面へ出発します。

一日も早い「Sネット」の運用を

千葉県は、九十九里・外房の市町村へ津波予報を出すために気象庁の許可を取りました。
かねてより提案してきた『Sネット』の運用がいよいよ間近になってきたのです。
防災の月・9月に、私たちはもう一度思い出さなければなりません。
2011年3月11日以前、地震調査委員会の30年以内に起きる地震発生確率は次のようなものでした。
宮城県沖99%、三陸沖北部90%、茨城県沖90%。
最新の発生確率では、さすがにM9クラスの超巨大地震はほとんど0%ですが、茨城県沖についてはM7から7.5クラスの地震が今なお80%の確率で起こるものとされています。
『Sネット』の実現は、2011年6月議会で提案してから8年以上たっていますが、一日も早い運用を祈らずにはいられません。