新型コロナウイルス」カテゴリーアーカイブ

ダイヤモンド・プリンセスの教訓は?

昨年11月、私はオープン間近の東京国際クルーズターミナルを視察させていただきました。
横浜港、東京港に続き、千葉港にもこうしたターミナルが完成し、世界からクルーズ船が入港することは「夢」とまでは言いませんが、予算額を考えれば複雑な気持ちでした。もちろん、東京都の方は、誇らしげに投資に十分見合う経済効果を語っておられました。
それから数か月後、想像を超える事態に直面しています。
横浜港に停泊するダイヤモンド・プリンセス号の姿は、相当長期にわたってクルーズ船入港のトラウマになる可能性があります。
だからこそダイヤモンド・プリンセス号の感染対応の検証は必要です。
私たちにとって、成功だったのか、失敗だったのかという論点よりも「うまくいった点、うまくいかなかった点は何か」「どうすればよかったのか」「水際防御は可能なのか」「どの分野の専門家がどれだけ必要なのか」等を示してほしいのです。
感染症対策に対して、国立病院の独立法人化など制度上の問題があることを考えれば、国会が検証報告を出すことがあって良いと思います。
それこそ今後営々と続く感染症との戦いに必要なことです。それが、本当の意味での新しい生活様式、自治体としては、いよいよ迫る台風シーズンに、新しい災害対策にも活かせるのだと思います。

新たな病床確保計画

千葉県は、新たな病床計画を策定しました。
内容は、感染状況を4つの段階(フェーズ1~4)に分け、それぞれ病床は120、500、750、1200床。軽症者や無症状者のためのホテルは、30、150、700、1400室を確保することとされました。
そして、現在の段階は「フェーズ2」(第2段階)と位置付けています。なお、現時点での実際の病床は514床、ホテルも500室ほど確保されています。
いずれにしましても、全国的に感染者が増え続けている中にあって、医療ひっ迫が起こってから病床確保する後追いでは県民の命を守ることはできません。
常に先々を見越した対応を強く求めたいと思います。

NPOなどへの支援金実現

第3回目の知事への新型コロナ対策要望(5月26日)で訴えてきた「NPO法人、各種文化団体など中小企業支援に該当しない団体の支援」が、このほど大きく前進しました。
すでに実施されていた「千葉県中小企業再建支援金」の対象に「特定非営利法人・医療法人・社会福祉法・組合(企業組合、農漁協など)・一般社団法人・公益社団法人」が追加されます。
支給金額は最大で40万円。本年3月までに設立されていれば支給対象となり、来週中には受付開始となります。「千葉県中小企業再建支援金特設サイト」でお知らせしますので、ぜひご覧ください。
(写真は、NPO法人(代表)から支援要請を受けているところ。5月18日に要請を受け、26日に県に申入れ、6月16日公表となりました。関係部課のスピーディーな対応に感謝いたします。)

4月の観光入込状況

千葉県は、4月の観光客の入込状況を発表しました。「言葉を失う」としか表現しようがない事態です。
たとえば、千葉を代表する景観である九十九里地域は、昨年4月には9万7970人が訪れていましたが、今年はわずか6177人の93.7%減、南房総地域は42万23人から4万672人へと90.3%の大減少です。
もちろん観光地ばかりではありません。たとえば、北総地域では12万2707人から1647人へと、実に98.7%の減少です。
宿泊客も、千葉県全体で昨年4月は17万8545人でしたが、それが7964人へと95.5%減であり、千葉県観光が大打撃を受けていることがわかります。
消費まで含めれば、等比級数的な大打撃ですが、何とか新型コロナ収束まで頑張っていただきたいと思います。

NPO法人への支援

NPO法人の方々から、コロナ禍による経済の悪化、特に緊急事態宣言後からは極めて厳しい経営状況にあるとの窮状が寄せられました。
県には中小企業への支援金はありますが、非営利団体であるNPOを支援する制度がありません。
そこで、公明党千葉県議団としての3回目の申し入れの中で「NPO法人、各種文化団体など中小企業支援に該当しない団体の支援」を訴えました。
その結果、このほどNPOについても「千葉県中小企業再建支援金」の対象とする方向で検討することとなりました。
もう一方の文化芸術団体は、人が集まれない状況下にあって、特にオーケストラのような多くの団員を抱えるところは経営危機に陥りかねません。
何とか支援策を講じねばと思います。