農林水産業」カテゴリーアーカイブ

豚熱(CSF)の発生

6月25日に、茨城県の河川敷で発見された野生のイノシシは27日にCSF陽性と確認されました。茨城県初の豚熱確認となりました。
これを受け、千葉県では半径10キロ圏内すべての養豚農家の調査を実施し、異常がないことを確認しました。
昨年12月20日に、ようやく千葉県もCSFワクチン接種推奨地域に追加され、本年1月30日に農水省の許可を得て2月17日からワクチン接種を開始しました。
政策としてみれば「よかった」となりますが、事業としてはここからがスタートです。
61万頭もいる豚にワクチン接種するという途方もない作業です。しかも、新たに生まれてくる豚は10万頭です。
県からは、何とか6月中に終わるかどうか、と伺っていました。ワクチン接種がぎりぎり間に合ったことに心から安堵しています。

凄まじき農林水産業被害

令和元年秋の一連の台風被害が発表されました。
それによると、令和元年房総半島台風(台風15号)が664億9884万円、東日本台風が30億6971万円、10月25日の大雨で56億9016万円。合計で752億5871万2000円にのぼりました。
内訳は、農業畜産で約650億円、林業関係で約47億円、水産関係で46億円です。
そもそも千葉県の1年間の農林水産関係予算額は500億円強ですから、予算額の1年半分近くが台風15号だけで吹っ飛んでしまった計算です。
高齢化、担い手不足、不安定な低収入のうえに自然の猛威が襲いかかるのです。これでは農家はやってられません。
国全体として第1次産業を支える制度を作らなければ、それこそ誰も食料を作ってくれない事態に陥ってしまいます。
明るい農業の未来が明確に見えるような施策を訴えてまいります。

成田市の新公設地方卸売市場

今朝は、成田市議会「新市場整備・輸出拠点化等調査特別委員会」の大倉富重雄委員長から県知事へ要望書提出が行われました。
地元成田市選出の林幹人、小池正昭両県議が参加されるとのことで、私も同道させていただきました。
公明新聞にも掲載されましたように谷合農林水産副大臣へも同要望書は手渡されております。
成田国際空港を活用した輸出拠点機能を有した新市場の整備は、ひとり成田市の事業ではなく「東日本」というスケールのものです。
国からのさらなる支援を望みたいと思います。

南部市場祭にて

20171112南部市場祭今日は「松戸市南部市場祭」です。
晴天のもと、早朝5時過ぎから開場を待つ方もおられ、いよいよ開会式も秒読みです。
今年で25回目とのこと。第一回から参加している私としては感慨も一入です。
かねてより公設卸売市場は多くの難問を抱えてきました。
すでに改革案も数次にわたり今日を迎えましたが、いよいよ大きな動きがあることは間違いありません。
卸売市場の必要性はどなたも否定しないことと思います。
そうであれば、市場をどう地域の活性化に結び付けるかという前向きの改革でなければなりません。
生産者も市場関係者も地域も潤ってこその市場だと思います。
書き尽くせぬことばかりですが微力を尽くしてまいります。

鳥インフルのもたらすもの

20170402鳥インフル記事今日の日本農業新聞は『鳥インフル死者続出』と報じています。亡くなられた方々に心から哀悼の意を表します。
記事によれば、このウイルスはH7N9型であり、先のわが県で発生したH5N6型とは異なる型のウイルスです。
とは言え、H5、H7の両型は「高病原性」ですので最大限の注意が必要です。
鳥インフルの最初の報告は、たかだか20年ほど前のことでした。中国広東省のガチョウ農場でH5N1型の鳥インフルエンザが流行したことが発端でした。
それが、その1年後には香港で6人が死亡する事態となり、わずか数年の間に人類の脅威と認識されるまでに至りました。
新型ウイルスの発生自体をとめることはできないものと思います。従って、殺処分、移動制限、消毒という封じ込め以外に発生後の対処法はありません。
近隣各国が、発生をいかに早く確認・伝達するかが重要です。
こうした国と国との連携強化を国際平和につなげるのが人類の知恵だと思うのですが。