防災」カテゴリーアーカイブ

手賀沼の浸水対策

手賀沼水環境保全協議会から総会資料が届きました。コロナ禍により通常総会が開催できなかったからです。
現在、梅雨末期の列島は、九州や中部地方で大雨、洪水をもたらしています。
手賀沼流域においても浸水被害を軽減するため、洪水時には利根川、坂川にポンプ排水を行っています。
令和元年度には、印西市木下にある第1排水機場から1911万立米を排水したとされています。
調べてみると、排水機場が完成した昭和59年以降で、最も排水量が多かったのは平成3年の約4500万立米です。
この年は、台風18号が銚子沖を通過し、秋雨前線の活動が活発化し、名古屋市で堤防決壊が相次いだ東海豪雨の年でもあります。
令和2年度は、内水排除のために排水機場が稼働しないことを心から祈念します。

危ない橋の現況調査

2012年12月2日、中央自動車道上り笹子トンネルでの事故は9人の方が犠牲になりました。
これを受け、13年に道路法が改正され、14年から道路管理者は5年に1度すべての橋梁、トンネル等を近接目視による点検を行うことになりました。
本ブログで、かつて「危ない橋」をテーマに緊急点検、緊急修繕を訴えましたが、令和元年の国土交通省道路局の年報によれば、はたしてわが千葉県にもまだまだ危ない橋が残っています。
国土交通省は、Ⅰ「支障が生じていない状態」、Ⅱ「予防保全の観点から措置を講ずることが望ましい状態」、Ⅲ「早期に措置を講ずべき状態」、Ⅳ「緊急に措置を講ずべき状態」と判定を4区分しています。
千葉県内での判定区分Ⅳは、トンネルはすべて修繕完了なのに対し、橋梁19のうち未修繕が12ありました。
県が全面通行禁止としている側道橋も一つあり、最優先で修繕を終えねばなりません。県民の安全安心こそ最重要課題です。

興味深い超小型地震計

三和テレムさんと地層科学研究所さんから、公明党松戸市議団とともに「地震と建物のモニタリング」について伺いました。
NHKは、各支局に気象庁と同等程度の高性能地震計を設置していますが、それは津波情報の発信が一刻一秒を争うからです。
このほど、限りなく安価で、かつ実用に耐えうる地震のモニタリングが可能になったという内容の説明でした。
センサーの実物を見せてもらいましたが、掌におさまる大きさで重さは13グラムしかありません。
建物だけではなく、橋梁やトンネルにも対応できれば、県内の危険なインフラの改善につながるでしょうし、海岸近くの施設へ設置すれば、いち早く住民に危険を伝える可能性を秘めていると感じました。

避難場所の総点検

公明党千葉県本部は、県内37全市と10町村の計47自治体の避難場所総点検を実施しました。
出水期を向かえる前に、備蓄品などを把握するとともに、新型コロナウイルス対策について調査したものです。
その結果、ほとんどすべての市町村において、議会質問や県下で40回以上の申し入れなどを行い、新型コロナ対策の備蓄品確保や避難所の増設が確認できました。
ただし、昨年の台風被害によって、逆に避難所が減ってしまっている自治体もあり、これから県としてどう支援ができるか検討課題も浮き彫りになりました。
新型コロナウイルスとの戦いはまだまだ続きます。私たちも災害対策本部を立ち上げた際の新しい支援体制づくりに取り組んでまいります。

地域防災計画の見直し

本日の各紙は、千葉県地域防災計画の修正を一斉に報じました。
「対策本部設置基準見直し」「知事不在での初動強化」「初動から最悪事態想定」といった見出しがおどっています。
昨年9月9日未明に台風15号が千葉市に上陸。県下全公明議員が現地を駆け回り情報を集め、県議団は翌10日に緊急申し入れを行いました。
その後、台風対応の問題点を具体的に示した要望書を提出したのが9月25日。「職員派遣含め初動体制の総点検」「電力、通信会社と倒木処理の協定締結」「生活再建支援制度に一部損壊家屋を加える」「農林水産等県内産業の支援」など13項目を盛り込みました。今回の計画見直しにより私たちの要望実現が確実に進んできました。
次は、備蓄体制の整備です。当時想定外だった新型コロナへの対応も求められます。夏から秋へかけての水害・台風前に実現しなければなりません。