防災」カテゴリーアーカイブ

他人事と自分事

今般の災害を踏まえ、電力インフラ等について全国で緊急に点検を行い、政府の対応方策等を取りまとめること
これは、11月27日に公表された経済産業省の電力レジリエンスワーキンググループの「中間とりまとめ」です。
今般の台風15号では、千葉県は広範囲にわたり長期間停電となりました。
しかし、この「中間とりまとめ」の公表は2018年11月27日であり、ここで言う「今般の災害」とは、実は平成30年の北海道胆振東部地震なのです。つまり、千葉県も政府も1年前の北海道地震の教訓を活かせなかったということです。
今日の千葉日報は、停電ではなく、市町村から県への報告の遅れを「教訓生かされず」と報じていますが、停電もまた同じでした。おそらくそのほかにも多々反省すべき点があることと思います。
台風15号、19号そして10・25豪雨の教訓を、今度こそ本当に生かしていかねばなりません

銚子市での冠水

銚子市の冠水状況を視察させていただきました。
お住まいの方からは小貝川の決壊(1986年8月・台風10号)のときよりも水が上がってきた、これまでで最悪だとおっしゃっていました。
河口付近の堤防は写真のように非常に低いものでこれを50cmでも60cmでも高くすればよいのではないかと思います。
ただ、その場合も川への排水溝はなくすわけにはいきませんので、逆流した排水はやはり市街地へ入り込んできてしまうのかも知れません。
川沿いにバイパス道路を通す計画があるとのこと。この道路工事の際に何か方法がないのか、関係機関と協議をしなければと思ました。

台風被害に対する要望書

9月25日10時、森田知事あての13項目にわたる「令和元年台風15号被害に対する要望書」を防災危機管理部長に手渡しました。
台風上陸の9月9日に、県下各地から情報を収集し、千葉市、市原市などの現場を視察し、翌10日に「緊急要望」を提出しました。
その後も連日にわたり、館山、南房総、八街、富里などなど地元市町村議員とともに駆け回りました。その中で伺った被災者の皆さまの声を集約して本日の要望書を作成しました。また、幸いにも被害の軽微だった葛南、東葛地域の議員たちで救援募金活動を行いました。
最後の一人まで寄り添うという決意で明日も回ります。一日も早い復旧・復興を目指して、国会から町村会まで県下160名の議員で微力を尽くしてまいります。

りっちゃんのキッチンカー

9月22日、館山市布良漁港の富崎小学校校庭に、「牛かすうどん りっちゃん」さんのキッチンカーに来ていただきました。
早朝から仕込みをはじめ、温かいおうどんを400食ご用意いただき、被災された方やボランティアの方々に召し上がっていただきました。
朝から夕方までずっと働きづくめでおうどんを作り続けて下さった「りっちゃん」には、本当に感謝の思いでいっぱいです。
この館山市富崎地区は、鋸南町の岩井袋地区などと同様、被害の最も大きかった地区の一つです。
普段は、前面に海の広がる風光明媚な土地です。一日も早く皆様が日常生活を取り戻せるよう私たちも全力を尽くしてまいります。

大停電にどう立ち向かうか

今回ほど広範囲の地域で台風による停電が起こったことはありません。
今なお停電が続いている地域の皆様に心からお見舞い申し上げます。
この大停電に対して、今後どのような対策を取ったらよいのか、今もなお考え続けています。
千葉県には約100万本の電柱があり、電線は高圧線約8万キロメートル、低圧線約10万キロメートルです。
通常なら、不良個所はリレーで場所が特定できます。しかし、それが膨大な数となればリレーも役に立ちません。
すべての箇所を目視で調べ、停電の原因を確認し、どのような工事が必要なのかを割り出し、機材や人員を見積り、復旧作業ということになります。
すると、大停電には人海戦術しかないことになってしまいます。
残る手段は、今回のような台風が来ても被害そのものを減少させるしかありません。
まずは、電柱や電線の強度を高めること。長期的には電線の地中化でしょうか。
一方、倒木や飛来物などをどう減少させるかも大きな課題です。まちづくりや個人の財産にかかわる問題でもあります。
大停電にどう対処するか、専門家の知識や知恵を結集し、台風15号被害から今後の教訓を見い出さねばなりません。