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集中治療専門医はどこへ?

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議によれば、感染が確認された症状のある人の約80%が軽症、14%が重症、6%が重篤とされています。
昨日の感染者は2472人でしたので、約500人が重症化する可能性を示しています。
千葉県にはICUが364あり、人口10万人当たり病床数5.8です。全国平均が5.6ですので、ほぼ平均値と言えます。
では、医師の方はどうでしょうか。
私個人の調べですが、日本集中治療医学会の専門医は、県内32の医療機関にいらっしゃいます。ところが、そのうち12の病院には一人しかいません。
しかも、公的な病院ほど少ない傾向が見て取れます。
当然ながら、応援体制があるでしょうから、単純な評価はできません。それにしても医師不足は相当深刻だと言わざるを得ません。
本日、早くも「まん延防止等重点措置」が6市で実施されます。感染防止に油断なく取組みたいと思います。

高齢者施設等職員へのPCR検査についての留意点

千葉県は、高齢者・障害者入所施設での感染拡大防止のため、県内の施設職員に対して4月から6月まで月1回のPCR検査を実施することを打ち出しました。
実は、先の2月議会において、私は以下の発言をしました。
『医療機関や高齢者施設において、クラスターを発生させないためには、それぞれの患者、利用者、そして職員に対して、PCR検査を行う以外にないと思います。それも一回だけでは意味がありませんので、定期的に検査をする以外にないのではないかと思います。
ただ、全ての病院や施設で行うとなれば、検査数は数十万のオーダーでしょうから、現実的ではありません。すると、次善の策としては、患者さんを受け入れる医療機関にはPCR検査能力を持ってもらい、それぞれの医療機関で検査できるようにするということかと思います。』
このように、私は、高齢者・障害者施設職員にPCR検査をすることには基本的に賛成です。ただし留意するべき重要な点があります。
まず、陽性者を陽性だと判定する確率は100%ではありません。つまり、何割かは見逃してしまいます。また、感染していても発症前には陰性とされてしまう「偽陰性」が出てしまいます。
次に、陰性の人が正しく陰性と判定される確率は99%とされていますので、1%の人は陽性とされてしまいます。
県では、検査対象者を7万5千人とみていますので、仮に全員が陰性だったとしても、750人は陽性とされることを想定しておかねばなりません。
これらの方々をどうするのか。自宅待機なのかホテルなのか隔離先の確保が必要です。また、これらの方々が休んだ場合でも施設運営に支障がきたさないような対策も講じる必要があります。
このように、施設職員への検査ですら、非常に難しい問題が山積しているのですから、さらに検査を拡大することは大変なことだと思います。

新型コロナ緊急事態措置、延長!

昨日、新型コロナウイルス感染症対策本部長は、首都圏4都県について緊急事態措置を3月21日まで延長する方針を示しました。
これを踏まえて、千葉県は感染防止対策協力金事業を継続し、3月8日から21日まで営業時間の短縮を行った飲食店に1店舗当たり84万円の支給、3月8日ではなくとも13日までに協力を開始した場合には一律54万円を支給することとしました。予算規模は255億円、全額国庫負担となります。
すでに、3月2日に県議会は閉会していますので、知事の専決処分となりますがやむを得ないことと思います。
今後も、本県のみならず首都圏全体の感染状況や国の動向をしっかりと見守り続けなければならないと思っています。随時、情報提供に努めてまいります。
★申請手続きコールセンター 0570-003-894
★千葉県のホームページ⇒注目情報⇒「千葉県感染拡大防止対策協力金特設サイト」

ワクチン対策本部を設置

本日、公明党千葉県本部に「新型コロナウイルスワクチン接種対策本部」(本部長平木大作県代表)を設置しました。
これは1月20日の党本部対策本部設置を受けてのことです。
ワクチン確保は国の役割ですが、ワクチン接種の実施主体は市町村です。通常の行政事務に加えての実施ですので、重い負担と重い責務が課されることになります。その実施に、万全を期すための対策本部の設置です。
今後は、国立病院の医療従事者が先行接種となります。続けて全国約370万人の医療従事者の接種となります。
そして、3月中旬以降から、約3600万人の高齢者へワクチン接種券(クーポン券)が送付される流れです。
この間、説明会の開催もあるでしょう。県や市町村広報での情報提供もあるでしょう。
私たちもそうした情報提供に漏れが生じないよう、また市町村の接種が着実に実施できるよう心して活動して参りたいと思います。

新型コロナ感染者数について

新聞各紙は新型コロナ感染者数を報じますが、人数は微妙にまちまちです。
例えば本日の千葉市の感染者数は、1492から1498人まで、読売、朝日、毎日、千葉日報すべて異なっています。
県内感染率を概観すると、東庄町の特殊事例を除き、最大0.23%。高いのは東京近郊の7市です。
一方、低いのは、鋸南、御宿、長柄、睦沢、大多喜、白子、一宮、いすみ、富津、旭の7町3市となっています。
県全体としては、千人に一人が感染していると見ることができ、やはり3密対策は最重要です。
ただ、感染者数は、退院された方を考慮していません。1万人を超えた県内感染者のなかで、約9千人が退院され、現在入院中は485人、ホテル療養が250人です。
合わせて735人が少数とは決して言えませんが、日々増加する感染人数ばかりを気にしすぎると、不安に陥ることになりますのでこちらも気を付けたいものです。